研究会概要

バイオメディカルサイエンス研究会(BMSA)は医学、薬学、獣医学、農学等生物科学を専攻する国公立研究機関、大学等の出身専門家によって構成された非営利集団です。
私たちは、永年にわたり取得、蓄積した専門的知識、技術を広く社会のお役に立てようと志し、昭和62年に任意団体として発足しました。その後、海外技術協力、国内学術集会、研修会、各種出版等の活動実績が認められ、平成12年1月、特定非営利活動法人(NPO法人)として認定され、公的団体として産・官・学・民の事業を支援する新たな活動を開始しています。
 BMSAが特に意図するところは、日本の予防医学活動の推進です。医学、科学の進んだ現在においても人間社会に病気は無くなりません。むしろ工業先進国においては生活変化とともに新たな病気が発生しています。国民皆保険は社会の理想ですが、日本を含め多くの先進国では国民の高齢化と共に、保険財政は破綻寸前まで追い込まれています。病気に罹らぬ知恵、治療より予防こそ、これからの医学の進む道です。現在の日本は、社会・経済の発展を追求するのに急で社会生活の質の向上を忘れがちです。
 私たちBMSAでは、今後益々より豊かな生活環境の実現を目指して、講演会、研修会の開催、受託研究やコンサルテーションの引き受け、情報提供、図書の発行と紹介などの活動に積極的に取り組んでいきます。広く皆様のご支援、ご協力をお願いいたします。

バイオメディカルサイエンス研究会
                 会長 小松 俊彦

小松 俊彦 

会長

瀬島 俊介 

理事長


1. 研究会設立趣意

 現在、世界的規模で技術革新による産業及び社会の発展が急速に進んでおります。ライフサイエンスの分野においても例外ではありません。この原動力はバイオテクノロジー、特に遺伝子操作技術が重要な役割を果たしていることに疑う余地はありません。
 DNA関連研究では、遺伝子の構造や機能などが解明され、ガン、その他の難治性疾患の発病機構とその遺伝子治療、再生医療、老化予防(Anti Ageing)、インシュリンあるいはインターフェロンなどの希少医薬品の量産化、有用微生物の開発、さらには、農作物や家畜などの応用研究に至るまで、人類の福祉に大きく貢献することが期待されております。近い将来、多くの生物材料由来製品はバイオテクノロジーの応用製品となるこことが予想されます。一方で、遺伝子操作の安全性の維持、評価は不可欠な研究課題になると考えます。 
 私どもは、このような科学的、社会的趨勢を踏まえ、関係分野の研究者間の相互交流を支援し、研究者個々の活動を円滑かつ効率良く発揮するメディアとして、バイオメディカルサイエンス研究会(BMSA:バムサ)を設立しました。
 本研究会は基礎研究と応用研究を結合するための官民交流の場であると共に、退官研究者の自由な研究活動を継続し得る場でもあります。さらには関連分野との研究的融合と国際交流をめざし、研究成果の向上と関連産業の発展に寄与することを通して、人類の健康と福祉の向上に貢献したいと願うものであります。

   設立 昭和62年9月

2.研究会の沿革

昭和62年   厚生省所管の四試験研究機関(元国立予防衛生研究所・国立衛生試験所・国立公衆衛生院・国立栄養研究所)の現役及び退官研究者                         の研究交流の場として、バイオメディカルサイエンス研究会を東京都文京区本郷に設立。
昭和62年
~平成4年
  染谷四郎(国立公衆衛生院:顧問)が会長に就任。
平成4年    大学、国公立研究機関(地方衛生研究所等)及び民間の研究者を含めた研究交流の場へ改組。
平成4年
~平成20年
 大谷明(元予防衛生研究所所長、同所名誉所員)が理事長に就任。
平成7年    バイオセイフィティー技術者認定講習会開設

平成8年    実験室( バムサ・ラボラトリー)を千葉県柏市に設置。
平成12年   特定非営利活動(NPO)法人に認定。
平成16年   バムサ環境文化創造研究所共用実験室ならびに湯島ラボラトリーを設置

平成18年   実験室(湯島ラボ)を東京都文京区に設置。(予防医学推進センターと共用。)

平成20年   小松俊彦(元国立予防衛生研究所バイオセーフティ管理室長)が理事長に就任。 

平成22年   バムサ 環文研 研究棟 新設。

平成24年   バムサ事務所を品川区上大崎2-20-8に移転。

平成27年   67回「保健文化賞」受賞 (201510)

平成28年  小松俊彦(元国立予防衛生研究所バイオセーフティ管理室長)が会長に就任、瀬島俊介が理事長に就任。

3.研究会の組織

主務自治体:東京都
正会員461名,特別会員8社、賛助会員101名、准会員40名(平成29年7月現在)

 

4.研究活動分野

研究活動分野と受託試験事業分野
本研究会では、以下の関連分野での研究交流および受託試験事業を行います。
 <研究交流分野>

 1.バイオテクノロジーの保健医療への応用関連分野
   バイオテクノロジー応用医薬品等の開発研究
 2.生物製剤品等の開発及び品質管理関連分野
   ワクチン、抗生物質、生理活性物質、血液製剤、再生医療、その他医薬品の開発及び安全性と有効性に関する研究
 3.感染症対策関連分野
   感染症の予防・治療に関する研究
 4.臨床検査・診断試薬等の開発及び標準化関連分野
 5.食品衛生・食品衛生関連分野
   各種食品の衛生管理と栄養生理及び食品添加物等の人体への影響に関する研究
 6.環境衛生分野
 7.実験動物分野
   ヒトの疾患モデル動物の開発、実験動物の疾患と診断に関する研究
 8.バイオハザード対策施設関連分野
   実験室内感染、院内感染、環境汚染及び組換えDNA研究による危険性の発生等に関する研究
 9.医療及び理化学機器関連分野
   医療及び理化学機器の開発に関する研究
 10.国際協力関連分野
    医療協力の推進と学術上の人的交流の振興並びに感染症ならびに予防医学に関する研究
 11.その他本研究会の目的に関連する分野の研究
<講師派遣>

上記研究分野の各課題に相応しいバムサ登録専門家を講師として派遣します。
<受託試験分野>

当研究会で対応可能な試験、検査を受託しています。詳細は受託試験研究事業の項目を参照してください。